ギャンブラーにとって、幸せとは?
そうです。
勝つことです。
とでも言うと思いましたか?
そう答えた人は
勝ったあと何がしたいのでしょうか?
欲しい物を買って終わりですよ。
もっと大事なものが、すぐそばにあるはずです。
人間は失ってから気づく生き物なんです。
こういう論文が米国であるので、ぜひ最後まで読んで下さい。
ハーバード大学が80年間724人を追跡調査して解明した「人生に最大の幸福をもたらす」意外な要素
あなたが自分の時間とエネルギーを使うべきものは何ですか
実る人=人生を幸せにするものに気づく
枯れる人=人間関係から枯れていく
一生を通して私達を健康で幸福にしてくれるのはなんでしょうか。
――最高の未来の自分のために投資するべきものとは?
――自分の時間とエネルギーを使うべきものとは?
――最も大切な人生の目的とは?
これはハーバード大学が1938年から約80年、724名の男性を調査し続けた史上最も長期間にわたって成人を追跡した研究です(ハーバード成人発達研究)。
そして4代目所長のロバート・ウォールディンガー教授によると、その答えは......
「私達を健康に幸福にするのは、良い人間関係に尽きる」なのです。
はぁ? と感じる人もいるかも知れませんが、50歳を超えた多くの人はうなずき、共感することでしょう。
特に50代の時に良い人間関係に恵まれていると、70代、80代の時に健康で幸せを実感している比率がかなり高い、という研究結果が出ているのだそうです。ロバート・ウォールディンガー教授が紹介している作家のマーク・トウェインの次の言葉は心に刺さるものがあります。
「かくも短き人生に、争い、謝罪し、傷心して、責任を追及している時間などない。愛し合うための時間しかない。それがたとえ一瞬にすぎなくても、良い人生は良い人間関係で築かれる」
人が実るも枯れるも、その人の「人間関係」次第ということです。
ファミリーとの他愛のない話で「家族体温」が高まっていますか実る人=家族との温度を高める
枯れる人=自分の話ばかり聞いて欲しがる
パートナー、息子や娘、両親、それぞれの本心を聴いてあげることがお互いの関係性を温めることになります。具体的な行動として、月に1度くらいは家族で食事に行く習慣がバカになりません。日本の豊かな食文化はどこの街でも楽しめますし、予算も財布に合わせられるのでそんなに高いハードルではないでしょう。実る人=喜びの窓口を大切にする
枯れる人=良い友達を捨てる
地位や名誉、年収、お金じゃないんです。
良い人間関係が幸福につながる。
意外と盲点かもしれないですね。
ギャンブルは大勝ちする必要はなく
コツコツ地道に、お昼代が浮くくらいで良いんですよね。